探究の学びはどこででもできるものです。特別な課題研究や発表の前に、普段の授業や生活の中での学ぶ姿勢や学校の文化です。与えられた課題を済まして終わり、ではなく工夫をしたり疑問を持ったり、興味を持ったことに自分から進んで取り組んだりすることです。
2020年度からの新しい大学入試や新たな学びに向けた探究補講をスタートしました。
日常の中から生まれる「なぜ」という疑問を大切に育てることで,全ての授業や活動が,単なる知識習得の場ではなく意味を持つ学びの機会になっていきます。(2018.5.1)
ベネッセ教育総合研究所が発行している教育情報誌『VIEW21 8月号』に,本校の「探究」への取り組みが紹介されています。ぜひご覧ください。
●AR(拡張現実)を授業に活用
学習へのテクノロジーの積極的な活用を進める「ICT・EdTech」の取り組みの一例。
書類や写真、時には風景に向けてスマートフォンのカメラを向けると、映像や画像が表示されるAR(拡張現実)技術を授業に活用します。授業での発表内容を欠席者や他のクラスの生徒と手軽に共有できる仕組みです。ポスターセッションでは発表者が不在の時にプレゼンの動画を流すこともできます。 (動画は美術の授業)
※作品は間伐材を活用した玩具。(中2授業)附属幼稚園で使ってもらいます。
●デザイン思考ワーク(美術)
中学1年の美術の授業の一コマ。デザイン思考の入門の学び「デザインチャレンジ」。今回は人権活動家の「マララ・ユスフザイさんに贈るお菓子」がテーマ。もし、彼女が過激グループに襲われた後、国連でスピーチをするまでの間に彼女を支えたり励ますための空想のお菓子を贈るとしたら…。グループワークで作品づくり、アイデアの発表までを行います。
●音の実験(理科)
中学の理科実験、探究の授業。音の実験。